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【レポート】ゴルフ練習場施設調査2021

公益社団法人全日本ゴルフ練習場連盟の調査研究委員会において、2021年10月1日~31日にゴルフ練習場施設を対象に「施設管理運営」に関する調査を実施しました。

調査結果詳細:【レポート】ゴルフ練習場施設調査2021

■調査結果概要
今回の調査では、ゴルフ練習場で大きな課題となっている3点(①コロナ対策②台風対策③リピーター対策)を抽出しました。結果、各対策において各施設における課題はあるものの、大きな共通点があることも浮き彫りになりました。当委員会では、ゴルフ練習場運営の課題に関して、安全安心が維持し続けられる啓蒙活動を行ってまいります。

■調査結果のポイント
①コロナ対策について
来場者が81%の施設で増え、かつコロナ対策に98%の施設が実施している結果となりました。
施設の共通課題としては「マスク着用」に関する定義が一定していないため、お客様からのクレームになりかねない場合があることが挙げられました。

当委員会としては、コロナ対策ガイドラインで示した通り、打席間隔が2.5m以上離れているため練習時にはマスク着用をしなくてもよいこと。しかしながら、打席内での会話・打席以外ではマスク着用の徹底・咳が出るなどの症状の場合は来場を自粛する等を引き続き呼びかけて参ります。また、混雑時にマスク着用の放送を入れるなど注意喚起の呼びかけで、クレーム対応となるケースがあることをお伝えしていきます。

②台風対策
台風による暴風雨によるネットポール倒壊事故を防ぐために、対策を講じている施設が74%、講じていない施設が14%であることが分かりました。対岸の火事でないこと・台風以外でも突風が年々強くなっていることを踏まえ、対策を講じることへの啓蒙活動を引き続き実施いたします。

③リピーター対策
練習場への新規来場者が84%の施設で増えていることは業界でも非常に喜ぶべきことだと考えとります。新規来場者がリピーターになるために、例年、値引きによるリピーター策が講じられていましたが、今年度ではスタッフ接客を重視する施設が67%と最も多い結果となりました。各施設が装置産業からサービス産業へ変化していることが分かります。今後は、リピーター対策事例などを広報委員会等と通じて各施設へ参考となるものを提供していく必要性を感じております。

■調査概要
調査方法   :2021年9月発行のJGRA NEWS №49に質問用紙を同封しFAX回収
配布部数   :4000か所
調査期間   :2021年10月1日~31日
有効回答者数 :58施設

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