公益社団法人全日本ゴルフ練習場連盟

日本で唯一の検定制度

JGRAでは、JGA・PGA・LPGA・JGTO等のゴルフ10団体により結成された、NPO法人日本ジュニアゴルファー育成協議会（JGC）の要請により、ジュニアゴルファーの検定制度の構築を図っていましたが、平成17年にJGCから公式にこの制度を公認するとの決定が下され、ここに、ゴルフ10団体により結成されたJGCにより公認された、日本で唯一のジュニア検定制度が誕生しました。

なお、この制度はJGC構成団体であるJGRAが主管となり、JGRA加盟練習場において実施しております。

ジュニアゴルファー検定制度とは

ゴルフを通してライフスキルを備えたゴルファーの育成を

「検定制度、単なる級制度だろう！」。こんなお言葉をちょうだいすることが多いのですが、この制度は実技だけの検定制度とは違います。JGCの活動理念に即し、ゴルフとの出会いから、生きる力と価値観を備えたゴルファーとなるまでの、新しいジュニアゴルファーの世界を創造することを目標に構築されました。

実技と相関するペーパーテスト、このテストも落とすためのテストではありません。各練習場でテストを通してゴルフのルール、マナーを学んでもらうためのツールなのです。テストの内容が分かっているだけじゃだめ、実技試験の際に分かっていることが実際のプレーの際にできているのか、プレー専用の検定シートにより検定します。

制度の理念

検定制度を通して、

1. ゴルフを通して、生きる力を備えたゴルファーの育成を目指しています。
   検定制度を取り入れることにより、実技の向上だけでなくJGCの活動理念に即し、生きる力と価値観を備えたゴルファーを育成していきます。
2. 三世代が一緒にプレーすることが当たり前となるプレースタイルを提案します。
   級制度を普及することにより、ゴルフコースをプレーする上での受け入れ基準となりますので、今後三世代によるゴルフの普及を目指していきます。
3. トーナメント会場で検定制度を実施することにより、子供達の夢・希望を育てていきます。
   あこがれのプロゴルファーに直接触れ合うことやプロがプレーする同じ日に同じ会場でプレーをすることにより、子供達に大きな夢・希望を提供していきます。

公益目的事業4：ゴルフ事業に関する普及・啓発および検定

ゴルフを知り楽しんでいただくための情報を発信し、ゴルフの普及や活性化に努めた。

ジュニアゴルファー登録制度の普及

各ブロック協力のもと、ジュニアゴルファー登録制度の普及・整備・充実を図った。

ブロック・地区	協力練習場数	登録会員数
北海道	2場	31名
東北	6場	15名
関東	34場	2,977名
関西	25場	3,006名
中四国	0場	0名
九州	0場	0名
中部	0場	0名
合計	67場	6,092名